さんぽ日和

翻訳者・翻訳コーディネーターが日々の散歩中に考えたことを書いています。家族のこと、仕事のこと、自分の身の回りで起きたこと、いろいろなことを考えながら歩いています。

時間を持て余す

年度末というこの時期に、ちゃんとした翻訳者なら忙しいであろうこの時期に、まあまあ時間を持て余している。これは良くないよね!?と一抹の不安を覚えながらも、当面はどう動いていいか分からないので、とりあえず仕事部屋の掃除をした。こういうときは体を動かす作業がいい。

 

まずは机の右端と机左隣にある引き出しの上に積み重なっている書類を整理。チェックのために出力することがほとんどなので、それが終わってしまえばもう必要ないはずなのに何故こんなに溜め込むのか。掃除モードに入っている自分には、ちょっと前の自分の行動が心底理解できない。ほぼすべてシュレッダーへ。これからは作業が終わるたびにこまめに処分していこう。

 

次に本の整理。机の上には一軍、つまり頻繁に手に取るものを置く。机の上に置くにはちょっと大きすぎるけど、近くにあると嬉しいものは二軍として机のすぐ隣にある引き出しの上に置く。

一軍は「記者ハンドブック」「日本語の作文技術」など主に和訳で参照するものと「技術英語の基本」「英文ビジネスEメール」「技術系英文ライティング教本」など英訳で参照するものが数冊ずつ。二軍は、安心感&存在感のある「てにをは辞典」「シカゴマニュアル」「ロイヤル英文法」など。

 

次に本棚の整理。小説からナショジオから、なにからなにまでただただ本棚の大枠の中に収まるように置いていただけで、もうめちゃくちゃな状態だった。とりあえず全部出して、この棚に置いておくものと、そうでないものとに分類する。奥の方にきちんと並べられていたものは、いつかも思い出せないほど前に整理したときから手がつけられなかったものばかり。大半を別の場所に移動させることにする。ごっそり空いたスペースに、無事この場所を勝ち取った本たちを並べて終わり。

 

机の上も本棚もずいぶんスッキリした。掃除をすると運気が上がるとどこかで聞いたことがあるけど、本当にいいタイミングで仕事の話が舞い込む。きれいになった部屋で翻訳できるのが嬉しい。